「ケーキのまち」佐久のスイーツ文化を楽しむ方法・お土産におすすめ銘菓
こんにちは、プラザ佐久です。
長野県佐久市は、東京都目黒区自由が丘や、兵庫県神戸市と並ぶ「三大ケーキのまち」と呼ばれています。
今回は、佐久がケーキのまちといわれるようになった背景や、佐久のスイーツの楽しみ方、ケーキ以外の銘菓を佐久の魅力とともにご紹介します。
佐久は美味しいスイーツを扱うケーキ屋さんの激戦区?
佐久は、ケーキを筆頭に美味しいスイーツを取り扱うお店が多いことでも知られています。佐久とケーキの結びつきについて見ていきましょう。
佐久が「日本三大ケーキのまち」と呼ばれる理由とは
長野県の中部に位置する地方都市の佐久市が、自由が丘や神戸と並んで「日本の三大ケーキのまち」と言われるようになったのは、人口あたりのケーキ屋さんの数が多いことが理由にありますが、実はほかにも理由があるそうです。
ここでは、佐久がケーキのまちとして愛されるようになった背景をご紹介します。
豊かな気候が育む品質の高い素材
日照時間が長く、昼と夜の寒暖差が大きい佐久では、ケーキ作りに適した品質の良い素材が採れます。この気候は、ケーキの本場フランスに近いといわれており、糖度の高い果物が収穫可能です。
また、ケーキ作りに欠かせない卵や乳製品も、地元の自然豊かな環境で育った鶏や牛から採っています。地産地消を活かすことで、みずみずしい旬の果物を取り入れたケーキを楽しめるとして、地元のみならず県外からも愛されているのです。
情熱的なパティシエたちの技術と創造性
人口に対してケーキ屋さんの比率が高い佐久は、県内外からケーキ作りを学びに来る若いパティシエが増えています。情熱的なパティシエたちが技術と創造性を切磋琢磨することで、まち全体のレベルが上がり続けていることも、佐久が日本三大ケーキのまちと言われる所以の一つです。
佐久のスイーツ文化を味わいたい!おすすめの楽しみ方
初めて佐久を訪れる方はもちろん、地元の方にも改めて知っていただきたい佐久のスイーツ文化。おすすめの楽しみ方をまとめてみました。
イートインカフェでお茶とスイーツを楽しもう
佐久を訪れた際には、イートインスペースを活用した食べ歩きがおすすめです。カフェ併設のお店も増えているため、観光と食べ歩きを一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
ショーケースに並んだスイーツからお気に入りを見つけたり、作りたてのクレープやパフェを味わったりと、楽しみ方はさまざまです。ぜひ、お気に入りのお店を見つけてください。
スイーツのイベントに参加しよう
スイーツのイベントも多数開催されています。2024年3月に開催された「春咲くスイーツフェア in佐久インターウェーブ」では、佐久をはじめ周辺地域を含めた選りすぐりの10店舗が出店し、洋菓子や和菓子が並びました。
また、同年9月には「プルーンスイーツスタンプラリー」も開催。特産品のプルーンの中でも人気の高いオータムキュートを使ったスイーツのイベントです。
普段は離れた場所にある店舗がイベント会場に集まっているため、一度にいろいろな種類のスイーツを味わえます。
ぜひ観光協会などのSNS等をフォローいただくと、最新情報を確認できるかと思います。
ケーキだけじゃない!お土産にぴったりな佐久の銘菓3選
佐久には、ケーキ以外にも長年愛されている銘菓が数多くあります。
今回は、プラザ佐久で取り扱っている商品の中から、お土産にもおすすめの銘菓を3つご紹介します。
モンドウル田村屋「信濃日記」
モンドウル田村屋の「信濃日記」は、細長いバウムクーヘンの中心にあんずジャムやブルーベリークリームを入れたお菓子です。バウムクーヘンの生地には佐久で採れた新鮮な鶏卵が使われており、しっとりとした口当たりが特徴です。
信州のあんずジャムとブルーベリークリームの甘酸っぱい味わいと生地のバランスが絶品。第19回全国菓子博覧会で全菓博大賞を受賞した経歴もあります。
プラザ佐久では、モンドウル田村屋の「時次郎まんじゅう」も扱っています。大粒の栗が入っており、栗好きにはたまらない和菓子です。
和泉屋菓子店「鯉ぐるま」
佐久の名物でもある鯉をかたどった「鯉ぐるま」は、和泉屋菓子店で平成に誕生した銘菓です。1袋に2匹の鯉が対になって入っています。
自家製のつぶ餡と洗練されたカスタードクリームを2匹の鯉にそれぞれとじ込めた和菓子です。その愛らしい見た目と確かな味で、自宅用やお土産用に選ばれています。
佐久平産のお米を使った求肥で小倉あんを包んだ「浅間山」も、プラザ佐久で扱っています。
清水屋「鯉サブレ」
佐久鯉をモチーフにしたお菓子といえば、清水屋の「鯉サブレ」もあります。バターの風味と香ばしくサクッとした軽い口当たりが人気で、地元の方に長く愛され続けるロングセラー商品です。
味やパッケージは昔から変わらず、久しぶりに食べる方はもちろん、初めて食べる方にとっても懐かしさを味わえる銘品。長く日持ちするため、すぐに渡せない方へのお土産としても喜ばれます。
日本三大ケーキのまち「佐久」の美味しいスイーツを楽しもう
佐久は、ケーキ作りに適した気候やパティシエによる技術と創造性により、日本三大ケーキのまちとして愛されています。
地元の食材をふんだんに使ったケーキやスイーツがたくさんあるため、何度訪れても毎回新しい発見があるでしょう。
佐久にお越しの際はケーキ屋さん巡りやお土産選びも、ぜひ楽しんでみてくださいね。