【現地レポート】小海線の観光列車『HIGH RAIL 1375』に乗ってみた!

こんにちはプラザ佐久です。

前回の記事でJR小海線の魅力と実際の乗り方についてご紹介しました。
そこで今回は、プラザ佐久公式通販サイトを運営するメンバー(筆者)が実際に観光列車『HIGH RAIL 1375』に乗ってみたレポートをお届けします。

当日の流れ

佐久在住の筆者が休日に小淵沢まで行ってきました。
自宅から佐久平駅までは車で移動。

そして実際に乗った電車は、下記の通りです。

行き:佐久平駅から野辺山駅まで(普通車 キハ110系)
帰り:野辺山から佐久平駅まで(HIGH RAIL 1375 1号)

行きの普通車は8:31発、小淵沢行きに乗車。
朝の時間帯ということもあり、岩村田駅までは学生さんがたくさん乗車されていました。
小海駅からは、着実に列車が「登っている感覚」を味わうことができました。
信濃川上駅では多くの登山者が降車され、ここから登山やウォーキングを楽しまれるのだろうと想像できました。

3種類のHIGH RAIL 1375と運行スケジュール

観光列車HIGH RAIL 1375には3種類あり、土日祝日を中心に、小淵沢駅〜小諸駅間を1日1〜2往復しています(佐久平駅や中込駅にも停車します)。
運行する時間帯によって名前と楽しみ方が変わるのが特徴です。

HIGH RAIL 1号(午前から午後)

運行区間:小淵沢駅(山梨県)から 小諸駅(長野県)

筆者も実際に乗車したHIGH RAIL 1号。
さわやかな高原の自然や千曲川の雄大な景色をゆったり眺められるのが特徴です。
車窓から眺めるトラクターやレタス畑、野辺山の雄大な景色を楽しむことができます。


HIGH RAIL 1号では事前予約すれば「小海線高原ブランチ」を車内で楽しむことができます。筆者も子どもと堪能しました!



HIGH RAIL 2号(午後から夕方)

運行区間:小諸駅(長野県)から小淵沢駅(山梨県)

夕焼けや景色の変化を楽しみたい方向け。 のんびりとした午後の車窓を楽しみながら、スイーツなどを堪能することができます。

HIGH RAIL 星空(夕方から夜)

運行区間:小淵沢駅(山梨県)から小諸駅(長野県)

星空観察もしてみたい方向け。この列車は途中の「野辺山駅」で約50分間停車し、駅の外で地元星空案内人による本格的な「星空観察会」が開催されます(※天候による)。

HIGH RAIL 星空では事前予約すれば「HIGH RAIL 星空 特製弁当」を車内で楽しむことができます。

車両ごとに種類の異なる座席と特徴

1号車(バリエーション豊かな座席)と物販カウンター

シングルシート:窓側を斜めに向いた座席で1人旅でも景色を存分に楽しむことができます。座席を回転して2人掛けとしても利用することができます。



ペアシート:2人掛けで、カップルや友人同士で並んで景色を眺めることができるのが特徴です。



BOXシート:4人掛けで、家族やグループで楽しむことができます。

1号車には物販カウンターがあり、HIGH RAIL 1375ならではの限定グッズ、地元のお土産やビール、事前予約をしたお弁当を受け取ることができます。
なお、物販カウンターで限定グッズが買えるのは小淵沢駅から中込駅までの区間です。
余談ですが、中込駅では駅係員が総出でお見送りをしてくれました!







2号車(ギャラリーHIGH RAIL)

リクライニングシート:1人掛けと2人掛けがあります。収納テーブルが備わっており、ゆったりとした座り心地が特徴です。

2号車の一部にドーム型の天井があり、そこに星空の映像(プラネタリウムのような演出)が投影されています。

天文や宇宙に関する本格的な書籍や写真集がずらりと並ぶ本棚があり、移動中も宇宙の旅をしているような気分を味わえます。

HIGH RAIL 1375に乗るためには?

1.全車指定席(指定席券+乗車券が必要)なので、みどりの窓口またはえきねっと等で事前に席を予約しましょう。
※乗車予定日の4日前まで予約が可能です。

また、HIGH RAIL 1375でしか食べられない、特製ブランチとお弁当も事前予約制なので、指定席を確保したらJRのネット通販「JRE MALL」で予約をしましょう。

2.駅では乗務員がホームでHIGH RAIL 1375の乗車券と指定席券の確認をしますので、提示しましょう。

3.乗務員が確認をすれば乗車可能です。
発車時間少し前にホームへ行って、記念撮影をしてみるのもおすすめです。

子供連れにおすすめの野辺山駅

野辺山駅は日本のすべてのJR駅の中で、一番標高が高い場所にある駅です。(標高1,345.67m)
駅舎はヨーロッパの高原鉄道を思わせる、とんがり屋根の可愛らしいデザインです。
野辺山はまわりを山に囲まれていて街の明かりが届きにくく、晴天率が非常に高いため、日本屈指の美しい星空が見られる場所です。
観光列車「HIGH RAIL 1375」が星空をテーマにしているのも、この野辺山があるからこそなのです。

駅の目の前!「銀河公園」で本物のSLと巨大遊具に大興奮

野辺山駅前には広々とした銀河公園があり、大規模な複合遊具や芝生のひろばがあります。
列車移動で固まった子どもの体を思いっきり動かす最初のスポットに最適です。

小海線を走っていたC5696も展示されています。
本物のSLが静態保存されており、間近で見るその迫力に乗り物好きの子どもたちは大喜び!

駅から徒歩約7分!「ヤツレン」で濃厚&絶品の高原ソフトクリーム

「ポッポ牛乳」のマークでお馴染み、地元・八ヶ岳の新鮮なミルクを使った乳製品の工場直売所です。

お土産にぴったりのチーズや、おやつに買いたい乳製品もずらりと並んでおり、農産物も直売されています。
なんといっても外せないのが、大人気のソフトクリームです。
ヨーグルトの上にソフトクリームが乗った「ソフト&ヨーグルト」は、濃厚なのにさっぱりしていて子どもから大人までペロリと食べられます。

おみやげに最適な飲むヨーグルト

なめらかな触感のポッポ牛乳プリン

アクセス・営業時間

住所:長野県南佐久郡南牧村野辺山 79-7
営業時間:9時~17時
定休日:4月〜10月は原則年中無休(11月〜3月の冬期は水曜定休)

「滝沢牧場」で動物たちと触れ合う

滝沢牧場は八ヶ岳をバックに広がる、入場無料の開放感抜群な観光牧場です(駅から約2km、徒歩30分ほど。子ども連れなら駅前からのタクシー利用や、駅前のレンタサイクルがおすすめです)。
手作りの温かみがある触れ合い: 牛の乳搾り体験、乗馬(引き馬)体験、ヤギやウサギへのエサやりなど、動物たちと直接触れ合うことで、子どもたちの豊かな心を育むことができます。
アスレチックやトランポリン(有料)もあり、飽きずに遊ぶこともできます。

アクセス・営業時間

住所:長野県南佐久郡南牧村野辺山23-1
営業時間:9時~18時 
定休日:不定休(5~10月は無休)

圧倒されるほどのスケール感!野辺山宇宙電波観測所

山々に囲まれた広大な敷地に、大小さまざまな白いパラボラアンテナが並ぶ光景は、まるでSF映画の世界に迷い込んだかのような非日常感にあふれています。

鉄道ファンだけでなく、アニメファンからも熱い視線を浴びている小海線。
2025年春に公開され、大ヒットを記録した映画「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」の舞台として、野辺山宇宙電波観測所が登場しています。

公開から時間が経った今も、作中の重要なシーンに登場した巨大なパラボラアンテナ(45m電波望遠鏡)をひと目見ようと、聖地巡礼に訪れるファンが絶えません。
実物を見上げると圧倒されるほどのスケール感です。

「45m電波望遠鏡」

観測所のシンボルであり、コナン映画でも重要な鍵を握るのが、この巨大なパラボラアンテナです。ミリ波と呼ばれる電波を観測する望遠鏡としては世界最大級の大きさを誇ります。見上げるほどのスケール感は、大人も子どもも一瞬で圧倒されます。

 誰でも気軽に楽しめる「無料の普通見学」

研究施設ですが、年末年始などを除く毎日、事前の予約なしで敷地内の決まったコースを自由に見学できます。解説パネルやクイズが用意された遊歩道が整備されているため、のんびり散策しながら宇宙の神秘に触れることができます。

野辺山駅から野辺山宇宙電波観測所までは約2.5km離れており、歩くと30〜40分ほどかかります。
車のない旅での一番のオススメは、駅前のレンタサイクル(事前予約制)です。
野辺山高原の爽快な風を感じながら、自転車なら10〜15分ほどで気持ちよくアクセスすることができます。
また、小さなお子様連れや天候が心配な場合は、駅前からタクシー(約5分)を利用すると、体力を温存できて一番安心です。

アクセス・営業時間

住所:長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
営業時間:8時30分~17時
定休日:年末年始(12月29日〜1月3日)

観光でも地元でも楽しめる観光列車

観光でいらした方はもちろん、佐久や東信地域にお住いの地元の方でも、十分に楽しめるのが観光列車です。
特に地元の方なら、普段通っている道や見ている景色が、また一段と違ったものに感じることでしょう。

ぜひ観光列車をはじめ、小海線の旅や移動を楽しんでみてください。

関連外部サイト

HIGH RAIL 1375-のってたのしい列車 
株式会社 ヤツレン
国立天文台 野辺山宇宙電波観測所

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