夏の夜空を彩る花火大会をご紹介
こんにちは。プラザ佐久です。
夏と言えば花火に祭りですよね。
毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
佐久市内でも夏に開催されるお祭りが沢山あります。
今回はその中でも花火大会についてお届けします。
鑑賞スポットやアクセス情報、服装の注意点まで、初めて訪れる方でも安心して楽しめるように詳しくご紹介します。
佐久市の熱い夏!夜空を彩る花火大会
夏になると、自宅で花火をしたり、お祭りや花火大会の開催をわくわくしながら過ごすなんて経験があるのではないでしょうか。
佐久市でも夏の花火大会といえばこれ!というおなじみの花火大会が沢山あります。
開催地域の皆さんや運営に携わる方たちの熱い思いが込められた花火大会をご紹介します。
佐久市内の花火大会情報
佐久市内で行われる花火大会の情報をご紹介します。
佐久市内最大規模!千曲川大花火大会
会場は、佐久市中込にある佐久大橋〜野沢橋の間の千曲川河川敷です。
千曲川の中州から毎年約4千発が打上がる花火は、ワイドスターマイン、野沢橋付近で行われるナイアガラの滝、音楽と共に打ちあがるミュージックスターマインなど迫力満点!
華やかな構成は観客を魅了し、千曲川に映りこむ姿も美しいです。
そんな千曲川大花火大会は、佐久市内では最大規模を誇っており、佐久市の夏を象徴する花火大会です。
画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー
2025年 第63回佐久千曲川大花火大会
日時:8月15日(金)19:30~
場所:千曲川河川敷 佐久大橋~野沢橋間
アクセス:JR小海線中込駅から徒歩約7分
千曲バス山手線本町から徒歩約15分
佐久大橋から野沢橋間の千曲川河川敷周辺で交通規制あり
※雨天開催(荒天順延)
鑑賞スポット
メイン会場の野沢橋付近
ナイアガラの滝を目の前で見ることができます。毎年かなりの混雑となりますので、場所取りは早めがお勧めです。
千曲川大花火大会は、打ち上げ場所から鑑賞エリアまでの距離が近いという特徴があります(法律の関係上可能になっています)。
花火がほぼ真上に打ち上がる迫力と臨場感が体験できます。花火の破片が降ってくることもありますのでご注意ください。
佐久大橋付近
千曲川に沿って開けた墓所もあるため、花火の全景が見渡せるエリアです。ナイアガラ滝は、少し見えにくくなります。
望月橋付近
混雑を避けて鑑賞できるので、レジャーシートを広げて落着いて楽しむことが出来ます。
小さなお子様連れや、渋滞を避けたいという方は、少し離れてしまいますが佐久市役所や道の駅ヘルシーテラス佐久南などからの鑑賞もお勧めです。
大きな花火大会ですし、遮るものも少ない地域なので、遠くからでも綺麗に見えます。渋滞の心配も少ないという点もおすすめポイントです。
今年も開催されるのが楽しみな千曲川大花火大会ですが、近年では開催継続が危ぶまれる状況もありました。
担い手不足と実行委員会の高齢化を理由に2023年に大会終了が発表されたことがありました。
しかし、地域住民から開催を求める声に応えるべく、佐久市が大会継続について再検討。そして、新たな組織委員会の設立が決まると、従来の商店街主体の体制から、市・観光協会・商工会議所などが加わり、運営体制の強化と若返りに力を入れ、持続可能な運営を目指すようになったそうです。
大会継続の危機を乗り越え、沢山の関係者が思いをもって開催に尽力しています。夏の夜に打ちあがる鮮やかな花火をぜひ楽しんでくださいね。
個人でもスポンサーとして花火の提供もできるそうなので、8月のお盆の時期に故人を偲ぶ追悼花火や家族の節目を祝う記念花火などによって、大会を更に盛り上げるのも良いのではないでしょうか。
ローカル感が魅力!浅科どんどん祭り・納涼花火大会
画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー
佐久市浅科地区にある浅科総合グラウンド周辺で、毎年8月14日に行われるお祭りです。JR佐久平駅から車で約15分 、上信越自動車道佐久ICからは約20分程の距離にあります。
昼の部では、午後3時ごろからら魚のつかみ取りや中山道宿場太鼓の演奏、盆踊りでは地域で継承されている浅科音頭などが行われ、子どもも大人も楽しめるプログラムが用意されています。
そして夜の部では、夜7時過ぎから納涼花火大会が開催されます。約2千発が打ち上がり、なかでも注目ポイントは、東信随一と言われる尺玉花火です。佐久地域で尺玉が見られるのは、浅科の納涼花火大会だけです。
田園風景のなか行われるこちらの花火大会では、夜空に一発一発しっかりと響き渡るようなシンプルな構成になっているため、尺玉の迫力ある轟音や広がりを全身で体感できる花火大会となっています。
また、規模の大きな花火とは一味違って、ゆったりとしたアットホームな雰囲気でローカル感のある”穴場”といえる花火大会です。
浅科地域に根ざした夏の風物詩を体感できるので、昼の部から始まるお祭りと共に夏の1日を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考:佐久市観光協会
踊って盛り上がる!祭りと一体となる花火!臼田よいやさ
画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー
佐久市臼田地区の中心街で行われるお祭りです。
臼田駅から佐久総合病院前までが会場となり、周辺道路が歩行者天国になります。
夕方5時ごろに臼田駅から始まり、舞踊流しや大人神輿、子供神輿が街を練り歩き、臼田中学校吹奏楽部のパレードも行われます。
周辺では、臼田小満太鼓の演奏や、臼田町商工会支部による催しものとして、ビアガーデンや夏市が行われ、屋台も立ち並びます。
そんな祭りの最後に、花火の打ち上げが行われます。祭りの盛り上がりが最高潮に達した午後8時すぎに始まる打上げ花火は、祭りのフィナーレにふさわしく夜空を彩り、夏の一夜を締めくくります。
花火は、祭り会場に隣接した臼田橋下流の佐久総合病院対岸から打ち上げられるため、その迫力を間近で感じることができます。
信州の奇祭!榊祭り
画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー
毎年8月15日に開催され、信州の奇祭として知られているお祭りです。
火と榊によって一切の不浄を払い浄め、五穀豊穣や無病息災を祈る、歴史ある伝統的な火祭です。
当日は昼間から神輿の練り歩き、望月太鼓の演奏や民謡流しなどが催され、夜になるとお祭りのメインとなる松明を手に山から駆け下り、その炎を鹿曲川へと投げ込みます。
そして、榊の神輿を地面に叩きつけ水を掛け合う光景が見られます。
荒々しくも幻想的な光景を見ることができるこのお祭りでは、合わせて花火も打ち上げられます。
花火の規模は公開されていないようですが、祭りの一環として行われ、屋台を巡りながら1日でいろいろな体験ができる満足感のある祭りとなっています。
花火鑑賞の注意点
昼間からお祭りにお出かけする際や場所取りの際には、熱中症・日焼け予防をしていきましょう。
開催場所は河川敷など自然が多い場所ですので、虫よけ対策もお忘れなく。
標高の高い佐久市の夜は、涼しくなる日もあります。羽織るものやひざ掛けなどのご用意をおすすめします。
特に小さなお子様は、昼間に沢山汗をかいたままですと夕方から夜にかけて肌寒くなり、冷えて体調を崩すきっかけになってしまうかもしれません。
着替えを用意していったり、薄手の長袖を用意しておくと安心です。
足元にも注意ポイントがあります。夏のお祭りですからサンダルを履いたり、浴衣や甚平に合わせて下駄や草履をはきたくなりますよね。
しかし会場によっては、河川敷で足場が悪い場所もありますので、靴のチョイスはよく考えておきましょう。
最近は、浴衣に合う靴下や足袋も沢山ありますのでコーディネートを楽しんでみるのもいいかもしれません。
会場にゴミ箱の設置がないこともあります。持ち帰り用の袋などをご用意いただき、ポイ捨てなどはしないでくださいね。
一部交通規制が行われる区間や混雑する場所があります。交通ルールを守っていただき周囲に配慮して楽しんでくださいね。
無料駐車場が用意されていることもありますが、数に限りがあります。
公共交通機関の利用や乗り合わせて起こしいただくことをご検討いただき、路上駐車や迷惑駐車はおやめください。
夏の夜を花火見物で楽しもう!
佐久市の花火大会は、自然豊かな環境で迫力ある花火を鑑賞できます。開催地域の歴史に触れる機会にもなりますし、昼間から始まるお祭りも大いに楽しめ魅力がたくさんあります。ぜひ佐久市の夏の風物詩を楽しんでください。
佐久市には、他にも季節ごとに魅力的なお祭りがあります。プラザ佐久でご紹介している以下の記事も参考にしてください。