佐久市内で楽しめる、桜のお花見スポット

こんにちは。プラザ佐久です。

冬が過ぎ、春の行楽シーズンが近づくと、お出かけしたくなりますね。
そこで今回は、佐久市内で桜の花を楽しめる場所や、お花見スポットについてご紹介します。

ぜひ、満開の桜で春を満喫する参考になれば幸いです。

佐久市の桜開花時期、見頃は?

桜の花は、冬の休眠期間を超えて、春になり気温が上昇すると開花にむかうそうです。1日の平均気温が10℃くらいになると開花するようで、佐久地域では4月中旬頃に開花し、4月下旬から5月上旬頃まで楽しむことができます。
※今年は温暖な傾向にあるため、見頃がもう少し早いかもしれません

特に佐久市は地域によっても標高差や寒暖差がありますので、佐久の端から端までで考えると、2~3週間は楽しむことができるのは魅力です。

桜祭り情報

まずは佐久市内で開催される桜祭りについてご紹介します。

佐久市平尾山公園 パラダ桜まつり

上信越自動車道佐久平PA・佐久平スマートIC(ETC専用IC)から、直接アクセスできるスキー場として有名な佐久平ハイウェイオアシスパラダは、ウィンターシーズンだけでなく、グリーンシーズンにもキャンプやアスレチック、昆虫館や日帰り温泉などの楽しみがあり、ご家族や友人と楽しめる場所です。

そんなパラダにおいて、2025年初となる「佐久市平尾山公園 パラダ桜まつり」が開催されます。
期間中には屋台などの出店やイベントも企画されており、夜桜のライトアップも予定されています。
佐久市の春は夕方から気温が下がり肌寒くなりますので、夜桜を楽しむ際には、1枚羽織れるものがあると安心です。
夜桜見物の後に日帰り温泉で温まって帰るのもいいかもしれません。

開催期間:2025年4月12日(土)~4月20日(日)
場所:佐久平ハイウェイオアシスパラダ(南パラダ)※佐久平パーキングエリア直結
〒385-0003 長野県佐久市下平尾2681
平尾温泉みはらしの湯
〒385-0003 長野県佐久市下平尾2682
時間:午後10時~午後4時
※開催期間中、夜9時まで夜桜のライトアップ

詳しくは初開催!佐久平ハイウェイオアシスパラダ春の『桜まつり』をご覧ください

お花見スポット

自然豊かな佐久市で桜を楽しめるお花見スポットも数多くありますのでご紹介します。

さくラさく小径

佐久市中込にある浅蓼大橋の下を流れる千曲川沿は、豊かな自然環境を活かした水と緑にふれあえる公園として整備されており、名称は『佐久』・『桜』・『咲く』をもとにして名付けられています。

千曲川沿いの約1.5㎞にソメイヨシノが120本余り植えられ、芝桜やチューリップなども咲き誇り公園を彩ります。公園内には、トイレ・水道・あずまやもあり、一部エリアではBBQ(事前申請が必要)やペットの散歩が許可されていますので、お散歩やジョギングをしながら桜を楽しめるほか、お弁当持参でピクニックしたり、大勢でBBQしながらのお花見も楽しいむことが出来ます。

※公園の詳しい情報は、さくラさく小径(佐久市ホームページ)を参考にしてください。

稲荷山公園

稲荷山公園は、臼田城山にある広さ4haの公園で高台からの景色が素晴らしい公園です。高さ35mの宇宙ロケット型展望台「コスモタワー」は公園のシンボル的な存在で、周囲に遊具も完備されています。休日には子どもたちが沢山遊ぶ姿があり、市内の保育園や幼稚園の遠足の場所としても親しまれています。

コスモタワーの上からは、桜で彩られた公園内の景色はもちろんのこと、千曲川沿いの桜並木や、浅間山・八ヶ岳の雄大な姿も見ることができ、満開の桜と共に高台からの景色を楽しめる場所となっています。

隣接する稲荷神社は、自然懸崖に懸造りの神楽殿があり、参道の入り口から無数の鳥居が立ち並んでいます。
桜が咲くと朱色の鳥居とのコントラストが綺麗な場所です。
参道は急な石段となっていますので、歩きやすい靴がおすすめです。
お時間のある方は、桜を楽しみながら神楽殿を目指してみてはいかがでしょうか。
上からの景色も楽しめますよ。

参考:長野県公式観光サイト

龍岡城五稜郭

龍岡城五稜郭は、日本に2つしかない五つの稜が星形に突き出た姿が特徴的な擬洋式城郭で、国指定の史跡として知られています(もう1つは函館の五稜郭)。
お堀に沿って桜が植えられ、散り際にはお堀の水面を花びらが埋めつくし花筏も楽しめます。また、ソメイヨシノだけでなく紅山桜も植えられているため、種類の違う桜の花を長期間楽しむことができます。

隣接する資料館「であいの館」では龍岡城五稜郭の資料展示があり、その歴史を知ることができます。施設には五稜郭保存会の方がおり、お茶を出したりお話をしていただいたり休憩所としてもご利用いただけます。
また、御城印の販売や続100名城スタンプが設置されていますので、記念にご利用いただくのも良いと思います。

参考:龍岡城五稜郭(佐久市ホームページ)

鼻顔稲荷神社

佐久市岩村田にある湯川の断崖に建てられた社殿は、京都清水寺と同じ懸崖造りで朱色の柱や鳥居が立ち並んでる姿が特徴的な神社です。日本五大稲荷のひとつとして地域で大切にされている場所です。

画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー

社殿の上手に植えられた桜は、満開になると湯川に映る姿が美しく、朱色の社殿と淡い桜の花がよく映えます。

神社に隣接した高台には鼻顔公園もあり、複合遊具や滑り台、ブランコが設置されているので、小さなお子様連れも飽きることなく楽しめます。落ち着いた雰囲気の公園ですので、休憩場所としてご利用されるのもおすすめです。

参考:鼻顔稲荷(佐久市ホームページ)

茨城牧場長野支場

佐久市新子田にある家畜改良センター茨城牧場長野支場は、佐久市の中央に位置しています。そのため市街地からも近く、気軽に行くことが出来ます。桜の季節には多くの方が訪れるお花見スポットとなっています。

画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー

春には4月下旬から、樹齢百年近いソメイヨシノの老木約50本が咲き始め、浅間山と共に美しい景色を楽しめます。ヤギたちがのんびりしている姿も楽しめるほか、駒場公園に隣接しているので、公園や図書館、美術館も近くにあります。

参考:家畜改良センター茨城牧場長野支場(佐久市ホームページ)

佐久医療センター

佐久市中込にある佐久医療センターは、ドクターヘリを有する三次救急病院で、佐久地域の主要病院となっている病院です。
佐久医療センターの敷地内には、「いきいきの森」と名づけられた約1㎞の遊歩道(ジョギングコース)が整備され、健康器具も設置されており地域の健康づくりに役立てられています。病院の秋祭りの際には、リレーマラソンも行われる遊歩道には、100本以上の桜が植えられています。満開になると桜並木のトンネルを楽しむことができ、病院でありながら整備され、ゆったりした雰囲気もある遊歩道でお散歩を楽しむ方もいらっしゃいます。

画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー

2024年には、開院10周年記念企画として夜間の桜のライトアップが実施されたとのことで、入院や通院療養中の方たちもほっこりするひと時だったのではないでしょうか。
桜を楽しむ際には、病院の敷地内という場所ですので周囲に配慮しルールを守って楽しんでくださいね。

福王寺

佐久市協和にある福王寺は、大同二年(803)に建立されたと言われている真言宗智山派のお寺です。
春には樹齢300年を越える枝垂桜が咲き誇り、お寺を彩ります。
信州佐久三十三番札所観音巡りの第三十二番札所にもなっていますので、桜を楽しみつつ参拝の証として御朱印を授与されるのもお勧めです。

参考:福王寺

佐久市天然記念物に指定されている桜

佐久市内には歴史ある桜の木があり、市の天然記念物に指定されている桜もあります。興味のある方や、お近くにお越しの際など立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※場所によっては一般開放していない可能性もありますので、詳しくは現地情報をご確認ください

関所破りの桜

浅科地区にある五郎兵衛記念館の庭先にある枝垂れ桜で、樹齢推定250年だそうです。佐久平と浅間山を背景に立っている一本桜で、ここでしか見られない景色が楽しめます。
関所破りの桜を楽しめるウォーキングマップがありますので、お散歩がてら楽しんでみても良いかもしれません。
参考:関所破りの桜コース

画像引用:佐久市デジタルフォトギャラリー

小野山家のエドヒガン

佐久市春日のある鹿曲川の左岸の向反集落にあるエドヒガン桜です。老木ではありますが、満開になると沢山の花を咲かせてくれます。

参考:小野山家のエドヒガン

大井家のエドヒガン

佐久市協和の八丁地川畔に生育しているエドヒガン桜です。田園が広がる場所にあるため、県道152号からも見ることが出来ます。東信地方では屈指の巨木である「大井家のエドヒガン」は幹周6.26m、直径2.10mの大きさがあり、毎年綺麗な花を咲かせています。

参考:大井家のエドヒガン

佐久市のお花見スポットで春を満喫!

桜の花を見ると、寒い冬が終わり暖かな春が来たなと感じることができますよね。

佐久市には桜を楽しめるスポットが沢山あります。

春の陽気を感じながらお花見に出かけてみてはいかがでしょうか。

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